今回は、IELTS(アイエルツ)テスト「Writing Task1」の概要の大切さであったり、
どうやって書けばいいかなど書き方のコツを調べてみました。
そういった方におすすめの内容となっています。
IELTSを受験しようと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
Contents
IELTS「Writing Task1」では概要の書き忘れはよくあるミス
1時間に2つのエッセイを書くライティングテストです。
Task1では20分を目安に、150語以上の文章を書くことが求められます。
このTask 1でもっともよくあるミスは、グラフや表の概要を書き忘れてしまうことです。
概要とは、グラフや表が示す主な傾向や全体的な説明のこと。
多くの受験者は、グラフや表の詳細を説明することに集中してしまい、概要を書くことを忘れてしまいがちに。
IELTS「Writing Task1」では概要を書けないとスコアが上がらない?

Task1に関していうと、
という4つの評価基準に基づいて採点されています。
概要は、この中で、Task achievement(課題の達成度)の成績に影響します。
公表されている評価基準によると、そもそも概要がないと、Task achievement(課題の達成度)において、バンドスコア6以上を取ることができません。
また、バンドスコア6の評価基準として、
「的確に選択された情報に基づく概要が示されている」
とあるので、たとえ書いたとしても、それが不十分なものであれば、5以下の評価となってしまうもの。
一方、概要がしっかりと
「主な傾向、違い、または段階・局面を示している」
ということになると、バンドスコア7またはそれ以上と評価してもらうことができる。
ということは概要がいかにスコアに影響するかということ。
となると、良い概要とは要約がなされていると同時に、
について書かれている必要があります。
IELTS「Writing Task1」の全体的な傾向を把握しよう
まず、「全体的な傾向」を見る際、以下の点に気をつけてみましょう。
全体傾向を把握するための視点としてまとめます。
線グラフの場合
線は上がっているか
下がっているか
上下動はあるか
複数の数値がある場合
順位に変化はあるか
棒グラフについて
目立って変わっているところはあるか
2つ以上のグラフや表がある場合
それらの関係性は何か
フローチャートの場合
単純なものか
複雑なものか
何か重要なステップがあるか
補足:概要では細部まで述べる必要なし
概要では、細部まで述べる必要はありません。
ここでは、大きな流れに気づくことができるかどうかが大切です。
また、大きな変化にだけ注目する人もいますが、同じ状態が続く場合、それを言及することも重要です。
IELTS「Writing Task1」で概要に使えるフレーズ
よい概要を書くためには、導入のフレーズを使うことがポイント。
これによって、読み手に重要な情報について述べようとしていることが示せます。
導入に役立つフレーズを5つ紹介します。
なお、概要は必ずしも解答文の最初に書く必要はなく、最後に置いてもよし。
概要はよき導入になると同時に、文章を締めくくるのにも役立ちます。
【まとめ】IELTS「Writing Task1」概要のポイント
それでは、良い概要の書き方をまとめてみます。
今回の記事が、IELTSのライティング対策に少しでもお役に立てれば幸いです。
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