愛知県|日本各地のご当地グルメや食文化を知る




今回は愛知県のご当地グルメやご当地チェーンについてです。

愛知といえば名古屋めし。

実際に食べたものを紹介します。

愛知県の基本情報

県庁所在地:名古屋市

地域:東海地方

主要駅:名古屋駅

愛知県のご当地グルメ

味噌カツ

名古屋で食べたい代表的な料理のひとつでもある味噌カツ。

豚カツに味噌をたっぷりとかけた料理です。

普通は豚カツといえばとんかつソースにつけて食べるのをイメージする方も多いと思いますが名古屋ではちょっと違います。

どっさりソースがかかっちゃっています(笑)

これがまた最高!

八丁味噌など出汁、砂糖を組み合わせた甘めのみそだれが特徴です。

名古屋を中心とした東海地方ではみそだれがスタンダードなんでしょうか。

 

きしめん(名古屋市)

名古屋の麺料理といえば「きしめん」です。

うどんとは異なり幅が広くて薄い麺が特徴です。

食べてみた感想としては、のどごしが良くてスルッと食べやすいですよ。

日本農林規格によると幅が4.5ミリ以上、厚さ2.0ミリ未満の帯状というのが、きしめんの定義となっています。

スープは関東寄りの濃い色のスープになっていました。

 

天むす(名古屋市)

名古屋グルメのひとつとして知られているものに「天むす」があります。

でも実は発祥は名古屋ではなくてお隣の三重県津市とも言われています。

海苔で巻かれたおむすびの中に海老の天ぷらが入っています。

地元愛知の人に聞いたところ「名古屋は近隣の県の名物もあたかも自分たちが発祥のようにしてしまう(笑)」と言っていました(笑)

三重に旅行に行った時も天むすを食べてもいいかもしれません。

 

小倉トースト

続いても名古屋グルメの代表格、小倉トーストです。

名古屋を中心とした愛知県ではモーニングの文化が定着しています。

その喫茶店やカフェで提供されています。

バターを塗ったトーストにたっぷりと小倉あんがサンドされております。

結構ボリューミーでしたよ。

一人だったので全部食べましたが2人とかならシェアしてもいいくらいな感じでした。

わたしは名古屋駅の地下にあるレストラン街の喫茶店で頂きました。

モーニングセット

名古屋の名物といえばモーニング!

もちろん私も楽しみました。

初めて聞いた人は「何?」って思うかもしれませんが、名古屋では喫茶店やカフェでモーニングセットを食べることが定着しているんです。

こういった文化があるのも名古屋特有ですよね。

その地域ならではの文化。こーいうの大好きです(笑)

しかも、モーニングの時間はコーヒーを注文すると無料でトーストやゆで卵、サラダなどが付いてきます。

お店によって組み合わせは違うとは思いますが、ほとんどのお店でついてきます。

コーヒーを飲む料金でタダでモーニングも食べられるというお得感がなんといってもいいですよね(^^♪

ゆっくりとモーニングを楽しみつつ朝の時間を過ごすのがおススメ。

地元の人たちもおしゃべりしながらモーニングを楽しんでいました。

 

エビフライ

味噌カツやひつまぶしといった名古屋名物は有名ですが、なぜか名古屋名物とされているものがあるんです。

それがエビフライです。

エビフライって別に名古屋じゃなくても…って思いませんか?(笑)

実際に愛知県民の人に聞いてみたところ「なぜエビフライが名古屋名物なのかわからない」とのこと(笑)

ネットで調べてみても同じような回答が。

地元の人にもあまりピンときていないんでしょうね。

名古屋駅の地下街の「エスカ」に行ってみるとエビフライを提供しているお店が多数あります。

でも正直エビフライってどこでも食べられるというか…。

そんな気持ちは拭えません。

しかし、色々調べてみると実は愛知県の三河湾などは全国でも有数のエビの漁場になっているんです。

だからかもしれませんね。

名古屋に行ったらエビフライもぜひ食べてみましょう。

写真のエビフライは名古屋市内のショッピングモールのフードコートで食べたのですが、名古屋駅地下にあるお店のエビフライはドデカくて有名です。

 

あんかけスパゲッティ

あんかけスパゲッティという料理は聞いたことありますか?

この料理は1960年代に名古屋市で生まれたオリジナルのスパゲッティなんです。

みなさんが馴染みのあるスパゲッティといえば茹でた麺にパスタソースをかけて食べるのが一般的です。

しかし名古屋のあんかけスパはちょっと違います。

あらかじめ茹でておいた麺を軽く炒めてトマトベースの餡をかけます。

この餡も特徴的で中華料理の酢豚にかかっているような甘酢餡のようにも見えます。

具材は炒めた玉ねぎ、ピーマン、ソーセージなどナポリタンのようなトッピングです。

お味はというと初めて食べた人は好き嫌いが分かれるかもしれません。

わたしも初めて食べたのですが、なんとも不思議な味わいというのが率直な印象です。

あんかけスパゲッティは何度も食べることでクセになる料理なんだなと感じました。

この感覚は以前、盛岡で食べた「じゃじゃ麵」と同じような感じです。じゃじゃ麵も一度食べただけじゃわからない魅力のような感じなんです。

 

スガキヤ

東海地方ではおなじみと言われている「スガキヤ」です。

スガキヤは東海地方を中心に展開している愛知県のラーメンチェーン店です。

それ以外の地方の人はおそらくほとんど聞いたことがないのではないでしょうか。

東海地方の人にとっては地域に根付いた有名なチェーン店なんです。

スガキヤは静岡から兵庫までしか展開しておらず東海地方がメインです。

それならそれ以外の地域の人は知らなくても無理はないですよね。

愛知出身の人にも実際に聴いてみたところ「愛知県民でスガキヤのラーメンを食べたことのない人はいない!」とまで言っていました。

特に高校生とか部活帰りに良く利用するのだとか。

スガキヤのラーメンは優しい味が特徴的でした。しかも安い!

豚骨系&魚介系のダブルスープです。

特徴的なラーメンフォーク?

スガキヤラーメンのもう一つの特徴はこのラーメンフォーク。

初めて食べた人はこの形に驚くでしょう。

わたしももの珍しさにちょっとワクワクしました。

しかも、このデザインはニューヨーク近代美術館「MoMA」の収蔵品に加わっているんです。

世界のニューヨークにも認められているんだとか。

 

ひつまぶし(名古屋市)

名古屋のちょっとお高いグルメといえば「ひつまぶし」です。

ひつまぶしは鰻を蒲焼きにして身を切り分けて、ごはんの上にのせた料理です。

うな重とかうな丼と変わらないじゃん。と思うかもしれません。

確かにごはんの上に鰻がのっているという点では変わらないかもしれませんが特徴的なのはなんといってもその食べ方にあります。

うな重やうな丼は、そのまま食べますが、ひつまぶしの場合はお茶碗に取り分けて食べるのが一般的です。

しかも普通に食べるのではなく、薬味など加えながら4通りほどの食べ方があるんです。

ワサビやきざみのり、ネギなどの薬味を加えたり、〆は出し汁をかけてお茶漬けにしたりします。

1通りの食べ方ではなくて、さまざまな味の変化を楽しめるような料理になっているんですね。

 

名古屋コーチン(名古屋市)

続いて、ご紹介するのは愛知県特産の鶏である「名古屋コーチン」です。

名古屋コーチンは秋田の比内地鶏、鹿児島の薩摩地鶏と並んで日本三大地鶏のひとつとされています。

実際にわたしも食べてみました。

事前に愛知出身の人に名古屋コーチンはどうなのか聞いたところ「正直そーんなめちゃくちゃ何かが違うって感じでもない(笑)」とは言っていました(笑)

でも気になっていたので食べました。

親子丼や手羽先など名古屋コーチンづくしを頼んだのですが、正直な印象として「美味しい!」と思いました。

地鶏ということもあって普段食べている鶏肉とは明らかに肉質や卵の旨味といいますか、違った感じがして。

かなりおいしかったですよ!

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