やりたいことは、今やってみることが大事だと思う




やりたいことは、今やってみることが大事だと思うこと。

例① 読書

以前、こんな話を聞いたことがあります。本を読むことがとても好きな営業マンが、定年になったらゆっくり読もうと、読みたい本を集めていました。

ところが、彼が定年をむかえ、いざ集めた本を読もうとした時、目がかすみ、読むことが困難になっていたそうです。

 例② プラモデル

また先日、こんな方がいらっしゃいました。永年、学校教師をされたプラモデル作りが趣味の方です。仕事が忙しくてなかなか趣味の時間を取ることができなかったので、定年後にゆっくり楽しもうと思っていたそうです。しかし、定年後わずか半年で脳梗塞となり、片手が不自由に。結局、集めたプラモデルを作ることができなくなったといいます。

 時間は戻せない

このお2人のことを考えると、とても悲しい気持ちになります。目の前の要請に応えるために一生懸命過ごしてきたのに、いざ自分の時間がやっとできたタイミングで、ずっとやりたかったことができなくなってしまったのです。どんなお気持ちだったのだろうかと想像するだけで胸がいっぱいになります。

会いたい人について 

私もずっと会ってお礼を伝えたかった恩師(中学校時のテニス部顧問)がいました。時折、近況報告をするなど手紙を交わしていましたが、照れくさくて感謝を伝えることができませんでした。そのうち会った時に伝えればよいと思っていたのに、体調を崩した恩師とはとうとう会うことができませんでした。最近では、ずっと行きたいと思っていたイタリアンのお店が経営悪化により、クローズしてしまいました。

 まとめ

関わる人や環境、自分自身の体調も含めて、いつまでも今と同じようではないのだと感じます。だからこそ、何かをやりたいと思った時、それが誰かを深く傷つけるようなことでなければ、やってみることが大事だと思う今日この頃です。