インドネシア原産のクナリナッツ!食べてみた感想や栄養価など紹介します




今回は、インドネシア原産のナッツである、クナリナッツについてお伝えします。

  • クナリナッツについて知りたい
  • クナリナッツってどんな味がするのか知りたい
  • クナリナッツの栄養価が気になる

そういった疑問にお答えします。

アーモンド、カシューナッツ、クルミ、マカダミアナッツなどは、普段馴染みのある定番のナッツですよね。

しかし、クナリナッツというナッツは、聞いたことがないかもしれません。

今回は、そんなクナリナッツについてお伝えします。

クナリナッツとは

クナリナッツは、インドネシア東部原産のナッツです。

火山性離島の農作物が育ちやすい土壌で育った野生のクナリの木から採取されます。

火山の農作物が育ちやすい環境は、クナリの木に必要な栄養素を与えることができます。

そのため、クナリナッツにはビタミンやミネラルがたくさん含まれています。

クナリナッツには、たくさんのビタミンやミネラルが含まれています。

代表的なものに、ビタミンE、マグネシウム、リン、鉄、カリウム、マンガンなどがあります。

これらは、ケナリナッツが持っている大切なビタミンとミネラルの一部に過ぎません。

ほかにも、豊富なアミノ酸やオメガ3も含まれています。

そんなクナリナッツは、昔からインドネシアの地元民の間では有名な健康食でもあります。

クナリナッツを食べてみた感想

始めて食べた印象は、爽やかな風味、すっきりとした風味。そんな感じです。

ちょっと表現するのは難しいんですが、花の香りが口の中に広がるというか。

特にクセはなく、定番のアーモンドやカシューナッツに比べるとさっぱりした味わい。

どちらかというと、クルミに近い印象は持ちました。

▲クナリナッツの写真

クナリナッツの栄養について

クナリナッツの栄養についてみていきましょう。

低糖質

クナリナッツの糖質は、全成分の3%しかなく、低糖質なナッツです。

高タンパク質

1食(27g)あたり、卵の約半分のたんぱく質をとることができます。

クナリナッツは、11種類のアミノ酸が入っています。

これは、タンパク質を構成するアミノ酸が主に約20種類あるといわれており、その約半分がクナリナッツに入っています。

それに加えて、それ以外のアミノ酸を1種類含むので、合計12種類のアミノ酸がクナリナッツには入っています。

ビタミンE

ビタミンEには、強い抗酸化作用があるといわれています。

その役割は、身体の中で過酸化脂質がつくられるのを抑えます。

なので、若返りも期待できることから、若返りのビタミンなどともよばれています。

マグネシウム

クナリナッツには、マグネシウムがたくさん含まれています。

ナッツ類の中で最も高いマグネシウムを含んでおり、マグネシウムはカルシウムの体内吸収を助ける力があります。

マンガン

クナリナッツに含まれているマンガンは、たんぱく質、糖質、脂肪を消化吸収する酵素を活性化する働きがあります。

オメガ3が豊富

1食(27g)あたり脂質が21gとなっており、他のナッツに比べも少しカロリーが高いのが気になります。

ただ、この脂質には生活習慣病のリスクを下げることが認められている一価不飽和脂肪と、主にエネルギー源となる飽和脂肪酸といった、良質な脂質が含まれています。

さらには、私たちの体内では作ることができない多価不飽和脂肪酸(オメガ3系 – αリノレン酸)も入っています。

また、クナリナッツにはコレステロールが含まれていません。

まとめ

今回は、クナリナッツについてお伝えしました。

栄養価の高い、インドネシア原産のナッツ。

低糖質、高タンパク質、良質な脂質など、身体にいい栄養素が含まれています。

食べてみた印象としては、特にクセはなく、クリーミーであり、さっぱりとした味わいでした。

あまりスーパーなどで見かけることはありませんが、見つけた時はぜひ買って食べてみてください。

というわけで、今回は以上です。

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