今回は英会話の勉強についてお伝えします。
英会話を始めたい人
こういった疑問にお答えします。
この記事を書いている私はTOEIC200の初心者レベルから英語学習を始めて400まで伸ばして、600を目指し日々勉強中です。
そんな私が同じ学習者目線でお伝えします。
効率のよくない勉強法も紹介しますので、効率的に英会話を身につけたいと思っている方はぜひ、参考にしてみて下さい。
Contents
英語の基礎知識を学ぶところから始める
まず、最初に取りかかりたいことは、英語の基礎知識を身につけるという、「インプットの部分」から始めるのが初心者にとっては、いい手順かなと思っています。
なぜなら、アウトプットするものがなければ、英会話のようにアウトプットできないからです。
インプットは、
などを身につけていくことになります。
アウトプットは、スピーキングやライティングといった、自分から伝えたいことを話す、書く、といった部分です。
英会話というと、とにかく会話する、コミュニケーションをとる、というようなことしてしまう方が多くいると思います。
ただ、なんとか身振り手振りや雰囲気で伝わったとしても、根本的な英語力の部分は育ちにくいと思いました。
英会話力を伸ばすためには、まずは文法知識や英単語などをインプットすることが重要です。
基礎がしっかりすれば、自分の頭で言いたいことを組み立てながら話せるようになるということがわかりました。
効率的な英会話の勉強のための3つステップ
初心者は何から英会話の勉強を始めたらいいのか効率的な取り組みについてお伝えします。
具体的には、
こういった部分から始めましょう。
ステップ1:中学レベルの文法知識を身につける
まずは、中学レベルの英文法から始めましょう。
なぜなら、文の構造を理解していないと、自分で文を組み立てられないからです。
英語は語順が大切な言語と言われています。
日本語の場合は、語順がバラバラでも伝わるとは思いますが、英語だとなかなか理解しにくくなるようです。
中学3年間習う英文法ができれば、基本的な英会話は成り立つと言われています。
実際に私も感じるのですが、英会話には、そんな複雑でわかりにくい文法は使われていないなと思いました。
私の場合は、中学の英文法の復習から始め、次に中高6年間で習う英文法を網羅した「キク英文法」を使って文法を身につけようとしました。
キク英文法については『【初心者向け】英会話のためにキク英文法を使ってみたのでレビューする【評判】』にまとめていますので参考にしてみてください。
ステップ2:発音記号を理解する
発音記号を見て、発音の仕方を覚えましょう。
だいたいアルファベットに準じているので、そこまで覚えるのに苦労しませんでした。
注意したいのはどこにアクセントを置いて発音するかです。
自分もそこを注意しながら声に出したりしています。
ネットで「発音記号 覚え方」などで検索すると出てきますので活用しましょう。
私は本格的に英語学習を始める前は、発音記号に関しては無視していた。
これを覚えるようになってから、どう発音するのか、音声を聞かなくても、表現できるようになったのが良いことでした。
ステップ3:中学レベルの英単語を身につける
中学で習う英単語の数は1600~1800語ほどと言われており、2000語程度といったところでしょうか。
時代が進むにつれて、増えてくるかもしれませんが、中学3年間で覚える英単語を理解できれば、日常英会話にはついていけると言われています。
私の場合は、高校時代に使っていた英単語帳が残っていたので、それを何周もして覚えています。
英会話ができるようになりたいと思ったら、まずは中学レベルの英単語からやり直しましょう。
補足1:リスニングやリーディングを始める
文法、発音、英単語を一通り習得したらリスニングやリーディングにも取り組んでいきましょう。
よく言われるのが、自分でちゃんと発音できる音は聞き取ることができると言われています。
ここからは、シャドーイングなどを取り入れていくと、今まで学んできた知識を活かしながら進められると思います。
段階をしっかり踏んだうえでのシャドーイングは良いと思います。
補足2:オンライン英会話を始めてみる
基礎力を身につけることと合わせて、オンライン英会話も始めてみましょう。
日々の、学習で学んだ単語や文法知識を実際に先生に使ってみましょう。
アウトプットの良い練習になると思います。
インプットだけだと本当に身についているのか、わかりづらいですが、こういった練習もすることで、より定着率が高まると感じます。
ネイティブキャンプであれば24時間365日どこでもレッスンが受けられます。
また、いきなり外国人講師はハードルが高いという方であれば、日本人講師メインのオンライン英会話サービスもあるので、活用してみましょう。
関連記事:【評判】日本人講師オンライン英会話「ワールドトーク」について解説します
関連記事:【評判】コスパ最高!ネイティブキャンプをレビューする
補足3:英語日記を書く
英会話上達の方法として、もうひとつおすすめなのが英語日記です。
日記は書く行為なので、英会話とは関係ないんじゃないかと思いがちですが、英会話も自分の感情をどう相手に伝えるか、表現するか、だと思います。
表現するということは日記も英会話も、根本は同じだと思います。
何をやったのか、どんな気持ちだったのか、そういった感情などを日記に英語で書いてみましょう。
ここでも、学んだ文法や単語を使いながらやると表現の幅が広がりますし、表現できないフレーズなどあれば適宜調べながらやっていけばいいと思います。
補足4:英語学習を習慣化する
毎日ほんの少しでもいいので英語学習を習慣化しましょう。
最初のうちは、英語のテキストを開くだけで、その日のミッションは完了、のような感じでもいいと思います。
やる気がある時は、自然ともう少し進めると思いますし、なかなか気が乗らない時は、そこで終わりでもOK。
完全に何もしないとなると、サボりぐせがついてしまうので、何かしら英語に触れる習慣をつけていれば継続しやすくなります。
英語は日々の積み重ねで上達するので、継続がとっても大切です。
関連記事:社会人の英語学習!モチベーションを維持するコツと低下の原因も紹介
効率がよくない英会話に対する取り組み
英会話の勉強をするにあたって、非効率な取り組みもお伝えします。
いまから、お伝えする学習法は遠回りになりかねないので気をつけましょう。
聞き流しばかりする
英語をただただ聞き流しているだけの学習はおすすめしません。
なぜなら、意味の分からない単語や知らない単語を聞き続けても、理解できるようになる確率は低いからです。
たとえば、聞き流すだけで英語が話せるようになるという教材もありますが、その方法だけでは厳しいと思います。
聞き流しは、基礎的な英語学習と組み合わせて初めて効果が出てくると思います。
なので、聞き流しだけやる、というのは避けたほうがいいでしょう。
いきなりシャドーイングする
英語の基礎知識が低い状態で、いきなりシャドーイングから始めるのは避けたほうが無難です。
なぜなら、流れている音声をただただ、追いかけて口に出しているので、初心者のうちは意味もくみ取れないと思います。
こちらも、聞き流しと同様に、文法や単語の意味もわからないままなので、その根本を解決する必要があります。
初心者のうちは、基礎習得に時間を割いて、もう少し先のステップで取り入れたほうがいいかもしれません。
私も基礎知識が低い状態でシャドーイングをしたりしていたので、やはり英語力が伸びていないと感じました。
なので、英会話の勉強をいきなりシャドーイングからというのはナンセンスです。
自分から学ぼうとしない
受け身の学習では、英会話力も伸びにくいと感じます。
というのも、英会話ができるようになりたいなら、英会話スクールに行こうと考える人もいると思いますが、英会話スクールに行っただけで満足し、英会話した気になってしまうケースが多いからです。
アウトプットの場所としては、いい場所であるとは思います。
ただ、初心者であれば、基礎的な力を身につけて、積極的に自分から学んでいくという姿勢を持った方がいいと思いました。
こういった理由から、自分から学ぼうとしない姿勢は非効率になるのかなと考えます。
まとめ
初心者の方が「英会話を何から始めよう?」と思ったら、文法や単語、発音などの基本知識のインプットから始めましょう。
中学生で学ぶ英文法、英単語を理解して、オンライン英会話や英語日記などアウトプットに学習の幅を広げていけば、少しづつでも英会話に活かせるようになってくるはずです。
私も実際に、基本的な部分から始めて、なんとか自分自身で言いたいことを頭の中で組み立てられるようになりました。
ネイティブと流暢に英語でコミュニケーションをとっている姿を目指して「文法、単語、発音」の基本から頑張りましょう!