【評判】キク英文法のレビュー!初心者向けに使い方からメリット・デメリットなど徹底解説




今回はTOEIC文法の基礎固めに使いたい参考書キク英文法についてお伝えします。

キク英文法が気になる人:「キク英文法のレビューを知りたい。英語の文法学習ならキク英文法が良いって聞いたけど…果たして本当なのか? メリット・デメリットから利用者の口コミレビューを見てみたいな。」

 

こういった疑問にお答えします。

この記事を書いている私は、英語の下地を作るための文法学習にキク英文法を使っています。

そんな私が、本記事では、キク英文法の勉強記録を公開しつつ、メリットとデメリットをレビューします。

個人的な成功体験も書いてますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

英会話のために基本的な文法を身につける

英会話でコミュニケーションを取るにはまず基本的な文法知識の習得は大切になると思っています。

英語のルールをしっかりと身につけて、ルールに沿って話すために必要な知識が英文法なんです。

英会話につながる基本的な部分になると思っています。

英語をスラスラと流暢に話せるようになるためには、文法知識を身につけることは避けては通れない道ということがわかります。

キク英文法では中学・高校レベルの文法知識を身につけることができます。

英語を話せるようになりたいと考えている人や基本的な英語の基礎を身につけたい人、大学入試、TOEIC対策としても使うことができる文法書なんです。

英会話と文法の必要性

英語を話せるようになるのに、英文法の知識はいらないと思っている方はいるかと思います。

しかし、英会話を習得するにあたって「文法」は必須です。

なぜなら、英単語やフレーズ、表現を覚えていても、それらを正しい語順で並べることができなければ、自分の言いたいことを正確に表現することができません。

文法とは、文章を作る際の単語の並べ方に関するルール・規則性のことです。

英語を話すためには、ルールに沿って英単語を並べて、文章を作る必要があります。

幅広く英文法が学べる文法書【キク英文法とは】

まずは、「キク英文法ってなに?」というところからお話しすると、キク英文法を一言で言うと、「幅広く文法知識を学べる文法書」です。

3つのポイントで見てみましょう。

ポイント①:大学試験からTOEIC対策まで対応

「キク英文法」は、

  • 主な100校の大学入試
  • センター試験
  • 大学入学共通テスト
  • 書き言葉・話し言葉

 

このような過去問題やデータを元に分析して作られているんです。

もちろん、大学受験だけでなく、TOEICに出てくるような英文法も幅広く学ぶことができますよ。

この文法書を作るにあたって、さまざまな情報やデータが盛り込まれているのが、いいですよね。

ポイント②:英語学習に必要な約95%の文法知識を学べる

キク英文法は、英語を学ぶにあたり必要な文法知識のうち、約95%の文法知識を学べる仕様になっています。

100%ではないものの、文法知識のうち、ほとんどをカバーできているので、さまざまな場面でも対応できるでしょう。

なので、学生のような受験生だけでなく、社会人から英語をやり直したいという方までも、英語力基礎を作ることができます。

ポイント③:音声もついている

キク英文法には音声もついています。

学んだ知識を目から、耳から、身体で身につけようという仕組みになっています。

CDが2枚ついているんですが、CDプレーヤーがなくても、専用サイトからダウンロードして音声も聞けるので大丈夫です。

キク英文法のメリット

キク英文法のメリットを3つお伝えします。

メリット①:少ない時間で学習できる

1日4ページを7週間(49日間)で終わるくらい要点がしっかりまとまっています。

なので、効率的に文法を学ぶことができます。

例えば、分厚いボリュームのある文法書は、情報量も充実していると思います。

ただ、その量に気が滅入ってしまってモチベーション切れてしまい、英語学習自体やめてしまうという可能性だってありえます。

その点、キク英文法は要点がまとまっています。

メリット②:網羅性のある文法書

キク英文法は、幅広い文法知識を学べる網羅的な文法書です。

なぜなら、英語学習に必要な文法知識のうち、約95%の文法知識を学べるからです。

具体的には、大学入試の過去問題、センター試験、大学入学共通テストや、書き言葉・話し言葉のデータである「コーパス」を分析したものから抽出しています。

なので、受験対策ももちろんですが、英語でコミュニケーションをとる上で網羅的に文法事項学ぶことができます。

メリット③:忙しくても取り組みやすい

社会人のように日々、忙しくしている方でも学習しやすくなっています。

なぜなら、持ち運びやすいサイズになっているからです。

例えば、分厚い文法書であれば、仕事のカバンに入れる時とかに、かさばってしまい負担になってしまいます。

重くて運び辛く、通勤電車で立っている時とか腕が疲れてしまいます。

その点、キク英文法はコンパクトで、持ち歩きもしやすいサイズです。

なので、移動など仕事で忙しい方にも取り組みやすいです。

私自身も文法学習の際は、通勤中の電車で使っています。

キク英文法のデメリット

デメリットもお伝えしておきます。

デメリット①:初心者には難しい文法用語がある

私のように中学・高校とまともに勉強したことのないような人にとっては難しい用語もありました。

ただ、文法を学ぶにあたっては、そういった文法用語が出てくるのは当たり前だと思うので、そこはあまり考え過ぎずいきたいです。

デメリット②:文字が多い

人によると思いますが、私の第一印象としては文字が多い印象を受けて読みづらさを感じました。

でも、しっかりと文法事項が書かれています。

「文字が多い=内容が充実してる」

と捉えることができるので、さほど気にしません。

あとは、重要な部分はちゃんと赤文字で書かれているので実際に使っているうちにそこまで気にはなりませんでした。

デメリット③:英会話より試験対策向け

日常会話や英会話のためというよりは試験対策向けの印象も受けました。

出てくる例文も、なかなか日常会話でイメージしづらいものもありましたが、文の構成は、しっかり学べます。

もちろん、日常会話で使える表現は十分学ぶことはできると思います。

英会話に全く使えないわけではありません。

TOEICとか、試験対策として取り組みたい方は持ってこいだと思います。

英語力アップを実感【体験談】

キク英文法で文法を身につけたことによりTOEICスコア、英会話力のアップも実感しました。

ここからは2つの体験談をお伝えします。

成功体験①:TOEIC

TOEICスコアもアップしました。

初めて受けた時が200でした。

2年後ではありますが、400以上になりました。

特に真剣なTOEIC対策はせずに、このスコアでした。

もうちょっと、上手く対策すれば、もっと伸びるはずです。

関連記事:TOEIC初受験のスコアは200点!平均より大幅に少ない結果

成功体験②:英会話力

英会話力もアップを実感しました。

英語学習を始めた当初。

2年後。

もちろん文法だけで、伸びたわけではないと思いますが、確実に英語の基礎を作ってくれました。

補足:英語日記も書けるように

また、英語日記を書く際にも以前だと、どの文法を使って英語で表現すればいいのか考えても出てきませんでした。

でも、いまでは文法知識を頭の中から取り出しやすい状態になっています。

関連記事:英語日記に書くネタが無いなんて言わせない!どんどん書けるコツ10選

キク英文法の効果的な使い方3ステップ

せっかくキク英文法を使うのであれば、効果的に使いたいですよね。

試験対策だけでなく、英会話にも応用できる使い方も紹介します。

使い方①:文法事項の内容を理解する

まずは、文法事項を覚えるというより理解することに注力します。

ここでは、一度で全部覚えようとしないことがポイントです。

全部覚えようとすると、つらくなってしまいますから。

そのために何周もするので大丈夫です。

内容理解に重点を置きましょう。

使い方②:文法事項を使って自分オリジナル例文を作る

各事項が説明している文法事項を使って例文を英語で作ってみます。

ここで例文を作るときのポイントは自分が使うであろう場面をイメージできるセンテンスを作ることです。

テキストに載ってある例文の多くは「こんな文つかわないだろう」というもの多いですよね。

そういったものよりは、自分に関連のあることについての文を作るようにしましょう。

使い方③:作った例文を使ってスピーキング練習

作った例文を使ってアウトプットの練習です。

実際に口に出して言うことで英会話でスムーズに言えるようにします。

補足:オンライン英会話でアウトプット

英文をつくることに慣れてきたら、オンライン英会話でアウトプットするのも手です。

ただ、いきなりネイティブや外国人講師相手に会話するのは不安という方もいると思います。

そんな方は、日本人講師メインのオンライン英会話「ワールドトーク」なんかも使ってみましょう。

関連記事:【評判】日本人講師オンライン英会話「ワールドトーク」について解説します

何周も繰り返して身につける

よほどの天才でない限り、1周しただけでは覚えることはできません。

一度やっただけでは身につかないので繰り返すことで身につけていきましょう。

作った例文をノートに書き出してみる

オリジナル例文はすぐに出てこないときなどはノートに書いたりするのもおすすめです。

これらは私が実際に自分で作ったセンテンスたちです。

実際に英作文してみた

実際にキク英文法の文法事項を使って英作文したのでご覧ください。

 

I still work at Tokyo. (まだ東京で働いています。)

Have you gone there yet? (もう行ったの?)

Yesterday I ate the snack that I had bought a week before. (1週間前に買ったお菓子を昨日食べた。)

 

ほんとに簡単な文章で構わないと思います。

多少のミスもあると思いますが、ご了承ください。

まとめ:基本的な文法を身につけたい人におすすめ

キク英文法は、

  • 英会話
  • 英語の基礎
  • 大学入試
  • TOEIC

 

などに有効で網羅的に文法事項を身につけたい方にはおススメの文法書になっています。

私も最初オンライン英会話をやっていました。

しかし、基本的な文法が身についていなかったためうまく会話することができませんでした。

そこで、一時退会して基礎から文法を学ぶことを決意。

キク英文法をつかってある程度やったあとにオンライン英会話に復帰すると以前に比べて言える表現の幅が広がりました。

AKI
基礎力はほんと大事です。
英語女子
基本からやり直します。

というわけで今回は以上です。

キク英文法に興味のある方はぜひお試しください!