社会人の英語学習!モチベーションを維持するコツと低下の原因も紹介




今回は、社会人が英語学習に対するモチベーションを維持するコツをご紹介します。

 

英語の勉強をしている初心者「なかなか英語に対するモチベーションが上がらなかったり、なんで英語勉強しているんだろう?という気持になってしまいます。なんかいい心構えがあればしりたい。」

 

こういった疑問にお答えします。

英語はすぐに身につけることは難しいです。

自由自在に英語が使えるようになるためには、年単位で長期間の時間がかかります。

私のように会社員で働いていると、なかなか時間が取れなかったり、サボり気味になったり。

英語学習のモチベーションの維持が難しいと感じている人もいると思います。

この記事を書いている私も、英語を使う必要のない仕事についていますが、モチベーションを保ちながら日々、英語学習に励んでいます。

同じような境遇の方に参考になれば幸いです。

社会人が英語学習を続けるにはモチベーションがとても大切

社会人が英語学習を続けるにはモチベーションをキープしながら継続していくことがとても大切と言われています。

なぜなら、何かを達成したい、こういう風になりたいという姿がイメージできていなければ、気持ちも上がってこないからです。

ただ、社会人は仕事があったり、仕事終わりはゆっくりしたいと思ったり、長い期間継続することは簡単ではないです。

例えば、一旦学習をやめてしまうと、そのあともダラダラとサボり癖がついてしまったり。

社会人は日々忙しい人が多いので、自然と知らず知らずに英語学習を諦めてしまいがちなのでモチベーションの維持は大切だと思います。

なので、モチベーションをいかに保つかのポイントを押さえていれば、継続もしやすくなるでしょう。

英語学習に対するモチベーションが保てない原因4選

まずは、なぜ、英語学習のモチベーションが保てなくなってしまうのか、その原因について理解していきたいと思います。

原因を理解することは大事です。

今回は、その原因について4つあげてみました。

 

  • 成長をすぐに感じることができないから
  • 何を勉強すればいいかわからないから
  • コツコツ継続する必要があるから
  • 英語が使えなくても生活できる環境にいるから

 

ひとつづつ見ていきます。

原因①:成長をすぐに感じることができないから

英語を身につけるには長期戦を覚悟する必要があります。

その分、自分自身の英語力が伸びている実感は、モチベーションを保つことに大切な役割を果たすと思います。

なぜなら、結果が目に見えてくるようになれば、「もっとできるようになりたい」という気持ちが出てくるからです。

ただ、英語を身につけるためには何百時間、何千時間という長い時間をかけて、ようやく自分のものにできると言われています。

英語を習得しようとしたらトータルで、約2000〜3000時間かかると言われています。

社会人の人で1000時間以上もかかると言われています。

英語習得にかかる時間については『忙しい社会人は英語習得にかかる時間を把握して学習を進めよう』にまとめましたので参考にしてみてください。

一筋縄ではいかない時間ですよね。

これだけたくさんの時間を費やしたにもかかわらず、なかなか目に見えた成果が出ないと、モチベーションが上がらない気持ちもわかりますよね。

そのため、成長をすぐに感じることができないことが、モチベーションを高くキープできない理由のひとつだと考えられます。

原因②:何を勉強すればいいかわからないから

英語を学ぶにあたり、さまざまな要素が必要になります。

なぜなら、英語学習と一言で言っても、

 

  • 単語
  • 文法知識
  • 熟語
  • リーディング
  • リスニング
  • スピーキング

 

など、やるべきことがたくさんあります。

例えば、リーディングは英単語が文法というルールに乗っ取って並んでいます。

ただ単に、英単語と文法を覚えたからといってリーディング力が上がるというわけではないです。

前後の文脈から内容を予測したり、熟語など身につける必要があるんです。

なので、英語を身につけるということは、さまざまな知識や技術が多方面から成り立っているということがわかります。

それぞれの方面からのアプローチによっても勉強法が変わるので、何をすればいいか混乱しがちなんです。

自分なりには色々模索しながらも、なかなかベストな勉強法に出会えないことが、英語学習に対するフラストレーションの原因になっているとわかりました。

原因③:コツコツ継続する必要があるから

流暢に英語を話して、グローバルに活動することを想像したり、旅先で出会った人とコミュニケーションをとっているような状況というのは憧れるはずです。

私もそのような気持ちがあります。

ただ、英語力を身に付けようと思ったら、また話は違うと思っています。

華やかさの裏には、地味で単調な取り組みが大事になってくるはずです。

例えば、サッカー選手などプロのアスリートは、表舞台で華やかに活躍して、テレビで放送されたり。

ただ、プロになって活躍するまでには相当な努力が必要となってきます。

英語もこれと同じだと感じました。

表向きの華やかさと裏での努力の必要に、多くの人が気が滅入ってしまうんでしょう。

逆に言えば、そのプロセスを楽しめる人が上達するんだなと感じます。

原因④:英語が使えなくても生活できる環境にいるから

英語を使わなくていい環境にいると英語学習に対するモチベーションも下がりやすいと感じます。

というのも、当たり前のことですが、日本にずっと住んでいれば英語を使う必要性はほぼ無く、生活には困らないでしょう。

例えば、何か契約するときなど、お金に関わることなど。

こういったことを全部英語でやらなければならない環境にいたら必死で食らいつこうとするはずです。

英語が使えないと生きていけないからだと思うんです。

なので、日本語だけの環境にいたら英語に対するモチベーションが下がるのも当然と言えます。

英語学習に対するモチベーションを維持するコツ8選

どうすればモチベーションをキープできるか難しいという人もいると思います。

英語学習のためのモチベーションを保つ方法についてみていきましょう。

モチベーションを維持するには、

 

  • 目標と期間を明確にする
  • 周りの人にどうなりたいか伝える
  • 負担のないスケジュールをつくる
  • 自分が好きなことと英語学習をかけ合わせる
  • 自分にとって取り組みやすい勉強法や教材を選ぶ
  • 英語力の成長を数値化する
  • 英語学習を毎日の習慣にする
  • 気分転換しながら英語に触れる

 

このような取り組みをやってみましょう。

コツ①:目標と期間を明確にする

英語学習はずっと学び続ける必要があります。

ただ、ゴールや期間を決めておかなかったら、モチベーションを保ちにくいです。

英語を使ってどうなりたいか

いつまでに達成したいか

こういった点が大切です。

たとえば、

 

  • 単にTOEICスコアを伸ばしたい
  • TOEICスコアで高得点を取って年収を上げたい
  • 転職で年収を上げたい
  • 海外と関わる仕事に就く

 

など、人それぞれでいいと思います。

ただ、数値的に表しにくい目標により、目で見て結果がわかりやすい目標の方がいいと思います。

私はTOEIC600を目先の目標においています。

なぜなら、転職の際に履歴書にかけるギリギリのスコアで、少し英語ができる人という評価をもらえるからです。

目標が決まったら、いつまでに達成するのかを考えたいです。

私の場合は30代までにというユルい目標でやっています。

その期間が終わっても英語は勉強し続けなければいけないんだなと。

ただ、とりあえずモチベーションのためには、期間を決めた方がやりやすいかなと思っています。

コツ②:周りの人にどうなりたいか伝える

一人で勉強をしていると、勉強を続けることが苦しくなったりします。

そんな時は、周りの人たちに英語を身につけてどうなりたいのか伝えてみるのもありですね。

 

  • 家族
  • 友達
  • 恋人
  • 先生
  • 同僚

 

など。

宣言することで、いいプレッシャーになり、英語学習のモチベーションになると思います。

TwitterとかSNSなどが好きな人であれば、目標や学習内容を発信することもいいです。

同じように英語を勉強している仲間が見つかったり、励まし合うこともできますね。

コツ③:負担のないスケジュールをつくる

モチベーションを維持するためには負担のない学習スケジュールをつくることが大切だと感じました。

モチベーションが下がりやすくなってしまうのは、最初から張り切りずぎようとすることかなと。

よく聞くのが、英語教材だけたくさん買って勉強した気になるケース。

モチベーションが高い最初のうちは、結構ハードなスケジュールを考えがちになります。

ただ、時間がたつにつれて下がっていき、なにもやらなくなってしまうのがオチ。

ちょっと物足りないくらいのスケジュールがベストかなと感じました。

もうちょっとやりたいけどやめておくみたいな。

英語学習は長期戦なので、無理しないスケジュールにしていきましょう。

コツ④:自分が好きなことと英語学習をかけ合わせる

好きな趣味や普段から考えていることと英語を掛け合わせると、英語学習が楽しくなると感じました。

というのも、好きな事であれば考えることも、取り組むことも苦にはなりづらいからです。

例えば、旅行が好きな人なら、旅行の情報を英語で検索してみるとか、そんな感じです。

音楽、アニメ、映画、ドラマ、などなど。

もちろん、こればかりでは本質的な英語力向上とまでいかないと思いますが、こういった部分も取り入れることで英語学習が楽しくなりますし、モチベーションも保てると思います。

コツ⑤:自分にとって取り組みやすい勉強法や教材を選ぶ

世の中には、さまざまな英語学習法や教材がありますが、自分自身に合うものを選んだほうがいいと思います。

なぜなら、人それぞれによってレベルが違いますし、他の人にとっては合う方法でも、自分からしてみたら合わないことだってあるはずです。

例えば、いろんな勉強方法を試してみて、これがしっくりくるなという方法を見つけることができたらいいですよね。

自分のレベルに合っていない教材を使っても、継続するのが苦しくなってしまいますし、モチベーションも維持することは難しいでしょう。

なので、色々な情報を参考にしつつ、自分自身に合うものを選びましょう。

私の場合は「キク英文法」を使って文法の基礎を学んでいます。

関連記事:【初心者向け】英会話のためにキク英文法を使ってみたのでレビューする【評判】

コツ⑥:英語力の成長を数値化する

自分自身の英語力を数値として表すことはとても大切だと思います。

なぜなら、目に見えることでモチベーションが上がりやすくなるからです。

例えば、オンライン英会話のスピーキングテストだったり、TOEICなどの資格試験は数値として評価されます。

上がったり下がったりで、一喜一憂はあると思いますが、上がった時はモチベーションも上がるはずです。

何かしら数値で英語力を評価されることも、モチベーションを保つうえで大切ですね。

コツ⑦:英語学習を毎日の習慣にする

英語学習を毎日の生活に習慣化してしまうとモチベーションに左右されにくくなると思います。

どういうことかというと、1回習慣にしてしまえば、自分の意志に関係なく実行できるからです。

これはほんの小さなことでいいと思います。

例えば、英語のテキストを開くだけでOK、とか。

最初のうちは、そんなレベル?っと思うことでもいいと思います。

英語学習を習慣化すれば、モチベーション関係なく取り組みやすくなるはずです。

コツ⑧:気分転換しながら英語に触れる

気分転換は大切です。

なぜなら、ずっと同じような勉強や場所で英語学習に取り組んでいると飽きてくるからです。

例えば、場所を変えて勉強するのはどうでしょうか。

スターバックスなどオシャレなカフェで勉強したり、あと個人的におすすめなのは空港や外国人観光客がたくさん来る場所に行くこと。

スターバックスとかは勉強をしにきている意識が高い人もいますし、空港や観光地であれば英語も聞こえてくるので、よりグローバルな感覚になれるはずです。

なので、ちょっと違った視点で英語に触れることも、英語学習のひとつのピースとして用意しておくこともおすすめです。

まとめ

今回は英語学習のモチベーションを維持するコツを8つご紹介しました。

普段仕事が忙しい社会人の方だと、日々の疲れから英語学習に対するモチベーションが上がらないなんてこともあると思います。

ただ、モチベーションが下がってしまう原因を理解し、自分に合った学習法、マインドを備えることで、モチベーションを維持しながら英語学習を継続できると思います。

私自身も、詰め込み過ぎず、のんびり、長い視点で取り組んでいきます。