【レバノン料理】クミンが決め手!ほうれん草とひき肉で作る「サバーネグ」のレシピ




レバノンに行って、現地ならではの料理を食べたいけど、お金も時間もない。自宅で手軽に作れるレシピを知りたいです。

こういった悩みにお応えします。

料理名 サバーネグ

国:レバノン料理

レバノン料理サバーネグを電子レンジで簡単に使ってみました。

 

  • 自宅で世界のグルメ旅をしたい
  • 海外の食文化に興味がある
  • 電子レンジで簡単に作れる海外料理のレシピを知りたい
  • 一人暮らしの自炊で手間をかけたくない

 

そんな方におすすめの内容となっています。

この記事を書いている私は、

  • 一人暮らし、自炊歴10年以上
  • 大学時代に韓国料理店で約2年間キッチンでアルバイト
  • アメリカ・サンフランシスコへ3週間短期留学経験あり
  • 世界40以上の国と地域の料理を日本国内の専門店や現地で実食

 

そんな私が、日本でも手に入りやすい食材を使って、できるだけ簡単に、シンプルな食材、調味料を選んで、アレンジした自炊レシピを紹介しています。

電子レンジで簡単に作れるレシピですので、おうちで海外旅行気分を味わってみてください。

 

※このブログで紹介しているレシピは、本格的な世界の料理レシピではなく、自宅で一人暮らし方、仕事で忙しい方でも簡単に作れるようアレンジしています。

実際の現地の本場レシピとは異なる部分もございますのでご了承くださいませ。

 

レバノンの基本情報

レバノン共和国 Lebanese Republic

首都:ベイルート

民族:アラブ人、アルメニア人、その他

言語:アラビア語、フランス語や英語も通じる

宗教:キリスト教、イスラム教

通貨:レバノン・ポンド

レバノンは、アラブ諸国の中でも唯一、不毛の砂漠がない国なんです。

また、アラブ諸国の中でも、最も面積の狭い国です。

国土の形としては、細長く、岐阜県と同じくらいの広さとなっています。

イスラム教徒が人口の約7割、キリスト教徒が約3割、その他に少数のユダヤ教徒など多くの宗派あります。

このようなことから、レバノンはモザイク国家とも言われています。

AKI
アラビア語で「おいしい」は?
英語女子
لذيذ(ラディーズ)

サバーネグとは

ほうれん草とひき肉をつかったレバノン料理です。

シンプルな味付けになっています。

電子レンジで作るレバノン料理!サバーネグのレシピ

レバノン料理と聞くと、手間がかかると思っているかと思います。

ただ、今回は一人暮らしの方や時間が無い方でも、電子レンジで簡単に作れるようにアレンジしたレシピを紹介します。

それでは見ていきましょう。

材料

※分量は私が1〜2人分を目安に作った際の量です。お好みに応じて調整してください。

鶏むねひき肉 200g

ほうれん草 4束くらい

クミン 少々

塩 少々

作り方

1. ほうれん草を2,3センチくらいの大きさにカットし、水で洗い、耐熱容器に入れる。そのあとにひき肉を上にのせて、塩、クミンを振りかけてラップをして3分ほど加熱。

 

2. いったん取り出し、混ぜてから再度1分ほど加熱したら出来上がり。ライスを添えました。

 

気づき・ポイント・補足

肉の量は少なめでもいいと思いますが、お好みで調節してください。

クミンは必ず入れたほうがいいです。その方が中東料理感が一気に演出されます。

レバノン料理専門店で食べたものは、

このように、ほうれん草多めでしたが、私は肉多めで作りました。

また、ラム肉のミートボールのようなものが入っていましたが、鶏むねひき肉で作りました。

レバノンの食文化

レバノン料理は豆類や野菜を使い、栄養価が高くてヘルシーな料理が多いのが特徴です。

また、欧米諸国にレバノン料理が広がったきっかけとしては、内戦をさけてヨーロッパやアメリカに移住したレバノン人が母国レバノンの料理を広めたとされています。

レバノンでは、宗教的な事情もあり、主にキリスト教の影響で野菜を中心とした料理が広まりました。

その結果、他のアラブ諸国とは少し違う個性的なレバノン料理が食べられるようになったと言われています。

レバノン料理の中に、ファラフェルやホンモスなどといった料理が食べられています。

これらの料理は、レバノンだけではなく、イスラエルやパレスチナなどの近くのアラブ諸国でも食べられています。

このように、アラブ諸国では、似たり寄ったりの料理がいくつかあります。

また、トルコとも地理的に近い関係もあり、トルコ料理とも共通した部分もあります。

レバノン料理は、アラブ料理の中で一番おいしいと言われています。

理由としては、広大な山脈と地中海に面した肥沃な土地柄と温暖な気候から産まれた、豊富な野菜を生かした料理が多いからです。

メッゼと呼ばれる前菜がたくさん並ぶのが特徴的。

前菜で使われている調味料としては、

  • オリーブオイル
  • ハーブ類
  • レモン汁
  • こしょう
  • ゴマ
  • ガーリック

などをベースとしていて、とてもさっぱりとした味わいでクセがないのも特徴です。

それでは、代表的なレバノン料理を見ていきましょう。

レバノン料理①:サバーネグ

味は薄味。

ほうれん草のソテーのよう。ラム肉のミートボールも入っていました。

水分たっぷりなので、お茶漬けの感覚で食べました。

レバノン料理②:バスブーサ

マーマレードのような甘いケーキ。

レバノン以外でも中東地域で食べられているようです。

レバノン料理③:ファラフェル

中東地域でよく食べられている、ヒヨコ豆で作ったコロッケです。

トルコ料理にも、同じような料理があります。

欧米諸国ではベジタリアンに好まれる人気メニューとしても定着。

レバノン料理④:アライエスクフタ

薄い生地の間に、ラム肉のミンチがサンドされています。

生地はクレープと韓国のチヂミの中間のような薄さで食感。

レバノン料理⑤:ホンモス

豆料理の代表であるホンモスはひよこ豆のペーストです。

中には、フンムスやフムスといった呼ばれ方もされています。

ゆでたひよこ豆にニンニク、ゴマ、オリーブオイル、レモン汁などを加えてすりつぶし、塩で仕上げたペースト状の一品。

盛り付けでは、真ん中にゆでたヒヨコ豆とオリーブオイルがトッピングされるのが一般的です。

脂っこさはなく、すっきりとした味を楽しめます。

レバノンのみならず、中東の周辺国でも定番。

レバノン料理⑥:シャワルマ

中東周辺で食べられています。

肉がラッピングされています。

「ビブロス レバニーズレストラン」にて。

レバノン料理⑦:ウージ

レバノン料理ウージ。

羊肉が柔らかく煮込んである、ピラフ的な料理。

薄めの味付け。

レバノン料理⑧:レンズ豆スープ

中東では定番のスープ。

ランチということでスープも一緒に。

こちらも薄めの味付け。

「ビブロス レバニーズレストラン」にて。

レバノン料理⑨:シシュクフタ

長いアラビア風のつくねです。

下には、味付きのライスがありました。

「ビブロス レバニーズレストラン」にて。

まとめ

今回は、レバノン料理サバーネグを電子レンジで簡単に作ってみました。

海外グルメが好きな方はぜひお試しください。

食文化を通して、国際交流や海外の食文化に興味を持ってもらえたらうれしいです。

関連記事:【トルコ料理】ひき肉を使って電子レンジで簡単!「キョフテ」の作り方

補足:東京でレバノン料理が食べられるお店

「Byblos Lebanese restaurant (ビブロス レバニーズ レストラン)」

https://byblos-lebanese-restaurant-lebanese-restaurant.business.site/

本格的なレバノン料理が食べられる。

住所:東京都港区芝1-7-1

電話:03-6453-7182