今回は、留学費用が安い国ランキングについてお伝えします。
海外留学を考えている社会人:海外留学を考えています。留学費用の安い国をランキング形式で見てみたいです。ほかにも少しでも費用を抑えて留学する何かいい方法やコツがあれば知りたいです。
こういった疑問にお答えします。
グローバル化が進み、海外との距離が近づくなかで、外資系企業や海外で仕事をする人が増えてます。
語学力を身につけて、仕事や今後の将来に生かしたいと思っている人が一度は考えること。
それは、海外留学のはずです。
実際に海外に行くことで刺激を受けますし、語学だけではなく、海外文化も身をもって体験することができます。
そうは言っても、費用面が心配…という方は多いはず。
ここでは、留学費用が比較的安い国のランキングや海外留学を安く実現させるコツについてお伝えします。
Contents
留学費用が安い国ランキング
留学費用が安い国をランキングでまとめると下記のようになります。
1位:フィリピン
2位:マルタ
3位:ニュージーランド
4位:カナダ
5位:オーストラリア
6位:アイルランド
7位:イギリス
8位:アメリカ
それぞれみていきましょう。
安い国ランキング①位:フィリピン
約60万円台~80万円台(3ヵ月)
※往復航空券、授業料、生活費込み
費用を抑えて海外留学をしたいと考えている方たちに人気な留学先がフィリピンです。
フィリピンは東南アジアに位置する国のひとつです。
公用語はタガログ語となっていますが、実はフィリピンはアメリカやイギリスに続いて3番目に英語を話す人が多い国と言われています。
街中を見てみると看板や、テレビ、ラジオでも英語が使われています。
なので、英語力の普及率はアジアでトップクラスとなっています。
気候についても、年間通じて暖かいことも人気の理由ともなっています。
ただ、一番の理由としては格安でありながら、しっかりとした設備で高品質な授業を受けることができるからです。
授業はマンツーマンレッスンが多くなっていますので、その分、英語習得が早くなることが期待されています。
さらに、フィリピンの語学学校の授業料には、宿泊費・食費なども込みのことが多いです。
フィリピンの語学留学にかかる費用は1ヶ月で大体15~30万円ほどです。
物価水準は日本と比較すると安くなっています。
1ヶ月の生活費10万円+月5万円ほどで週末に観光に行くことができるなど、学校生活だけでなく、リフレッシュなどアクティブに過ごすことができます。
安い国ランキング②位:マルタ
約62万円台~約86万円台(3ヵ月)
※往復航空券、授業料、生活費込み
続いては、ヨーロッパにある美しい海に囲まれた国、マルタについて紹介します。
マルタは留学費用を抑えて語学留学するには、ちょうどいい国です。
特徴としては、他の国に比べて日本人が少ない環境に身をおくことができます。
日本人だけで固まることが多いと、日本語で話しがちになってしまいますが、それが少なければ英語が上達しやすい環境をつくることができます。
語学学校では、欧米や中近東からの留学生が多いので、クラスメイトとコミュニケーションをとりながら異文化交流やスピーキング力も高められます。
ヨーロッパと聞くと留学費用が高い印象がありますが、マルタは留学費用を安く抑えることができるので、ヨーロッパ留学を考えている人は検討余地ありですね。
1ヶ月の留学費用の目安としては、25~50万円ほどです。
もちろん、都市や語学学校にもよりますが、比較的、ほかの国に比べても語学学校の授業料は安いです。
また、物価に関してもヨーロッパの中でも安く、イギリス等と比べると生活面でも費用を抑えられるのも魅力的です。
安い国ランキング③位:ニュージーランド
約72万円台~80万円台(3ヵ月)
※航空券、授業料、生活費込み
安い国ランキング④位:カナダ
約75万円台~85万円台(3ヵ月)
※航空券、授業料、生活費込み
安い国ランキング⑤位:オーストラリア
約80万円台~約95万円台(3ヵ月)
※航空券、授業料、生活費込み
オーストラリアは留学だけではなく、ワーホリ先としても、とても人気です。
また、多文化・多民族国家となっているので、馴染みやすさがあり、一度オーストラリアに行くと、何度行きたくなる心地よさがあると言われています。
公用語は英語で、 海外にあまり行ったことのない方にもおすすめです。
語学留学にかかる費用としては、1ヶ月に約42~58万円ほどが目安です。
オーストラリアの特徴は、留学期間や留学スタイルの選択肢が幅広いです。
短期留学やワーホリなど自分に合った留学スタイルを選ぶことができます。
オーストラリア人の国民性としては、日本に比べて陽気でフレンドリーな人が多いです。
多民族国家ということもあり、留学生に対しても広い気持ちで受け入れてくれます。
オーストラリアは世界の中でも、外国人学生や総労働人口における外国人労働者の割合が高いと言われています。
それにより、外国籍の人を受け入れる体制整っているのでグローバルな環境でのびのび生活できます。
さらに、 治安の良さも他の英語圏の国と比較してもトップレベルです。銃規制も厳しく、発砲事件などはほとんど起こっていません。
気候もオーストラリアは熱帯雨林気候のため、年間を通して比較的暖かく、湿度も低いので快適に過ごせるはずです。
外国人に対して広い心で受け入れてくれる国で留学費用を抑えての留学を考えているのであれば、オーストラリアも候補に入れるといいでしょう。
安い国ランキング⑥位:アイルランド
約90万円台~約100万円台(3ヵ月)
※航空券、授業料、生活費込み
安い国ランキング⑦位:イギリス
約91万円台~約125万円台(3ヵ月)
※航空券、授業料、生活費込み
安い国ランキング⑧位:アメリカ
トータル費用: 約110万円台~約155万円台(3ヵ月)
※航空券、授業料、生活費込み
留学費用を安くするためのコツ
費用を抑えられる方法があるのであれば、積極的に活用したいものですよね。
海外留学の費用を安く抑えるためのコツをみていきましょう。
出発する時期を考えて留学する
航空料金については出発する時期によって大きな変動があります。
出発時期としては、年末年始や大型連休は避けるのが得策です。
おすすめの時期としては、ゴールデンウィークを避けた4月~6月中旬、もしくは10月上旬~12月上旬がおすすめです。
航空券を賢く購入する
目的地によっては、乗り換えなどのトランジットで時間はかかりますが、直行便で行くのではなく、
一旦、ほかの国を経由した経由便のフライトで行くことで、航空券の費用を安く抑えられる場合もあるので確認しておきましょう。
私もサンフランシスコに行った際は、韓国・ソウル(仁川国際空港)経由で現地入りしました。
また、航空会社の中には、時期によってキャンペーンを実施するところも。
そのキャンペーン時期に合わせて航空券を予約すれば、渡航費の節約ができます。
さらに、早割がある航空会社もあるので、早いうちから留学の日程に目処をつけて、早めに航空券を予約しておくのも留学費用を抑えるのにおすすめです。
留学先の都市を賢く選ぶ
留学先の国だけではなく、その国のどの都市に行くのかも費用を抑えるために重要な要素となってきます。
毎日を生活するのにあたって、留学先の物価は日々の生活費に大きく関わってきます。
日本でも同じことが言えますが、大きな都市になればなるほど生活費は高くなりますし、郊外や田舎に行くと安くなるといったようになります。
例えば、東京都内に住むよりも、埼玉や千葉、神奈川と少し都市をずらすだけで家賃も変わります。
このように、留学目的にもよって変わってきますが、費用をできるだけ抑えたい!という思っている方は、
普段は郊外や田舎にある学校を選んで、休みの日を利用して、例えば、ニューヨークなどの都会にお出かけするといったこともコツになってきます。
できるだけ自炊する
留学費用を抑えるためにはできるだけ自炊することです。
日本でも同じことが言えますが、外食すると高くなることが考えられます。
たとえば、国にもよりますが、マクドナルドで食べられるビックマックも、ほかの国では、もっと高くなったりします。
しかも、最近のインフレや物価上昇の影響ですべてのものの値段が上がっています。
気を抜いていると、あっという間に1,000円以上超えたりします。
しかし、海外では、スーパーマーケットなどの食料品でも、一見高そうな値段であっても、グラム単価に直せば日本と変わらないケースもあったりします。
キッチンがついているステイ先であれば、自炊してみるのもいいです。
そうは言っても、せっかく海外に来ているので現地の名物料理も味わいたいところ。
そこはバランスよく食生活を楽しみましょう。
留学期間を短くする
長期留学となると、授業料も、もちろんですが、現地での生活費もその分だけ増えます。
留学費用が比較的安いと言われているフィリピンでも、1か月現地での滞在期間を短くするだけで数十万円ほど費用を浮かすことができます。
留学期間を短くする分、1日に対する熱量も上げていく必要があるので、1日もムダにしたくないという気持ちも出てくるかとおもいますので、短期集中型の濃密な期間になることが期待できます。
なんのために留学をしたいのか。
自分自身が目的とする留学テーマが、いま留学しようとしている期間を費やす価値があるのか、よく考えてみましょう。
コストを抑えて留学を実現したい方は一度見直してみましょう。
奨学金に挑戦してみる
海外留学には、奨学金制度を使って留学費用をできるだけ抑える方法もあります。
日本国内のみならずなら、海外の多くの組織が、留学生に対して、ある一定の条件を満たしていれば助成金として、給付を受けられる制度もあります。
学生だけだと思われがちですが、留学生のための奨学金は、社会人にも、学校・自治体・企業・財団法人などの機関が提供しています。
また、日本国内以外にも、外国政府が学びにくる留学生を支援するために奨学金制度を用意している国もあります。
しかし、奨学金には必条件や募集定員が決められています。
条件に関しては期間や制度によってさまざまですので、定員についても絶対に奨学金を受けられるわけでもないです。
ただ、留学費用を抑えるチャンスなので、少しでもお得に海外留学にチャレンジしたい方は応募してみるのもありですね。
滞在費用を節約する
国によって違いがありますが、滞在方法によってもどのくらい費用がかかるのかが変わってきます。
海外留学の滞在方法として、最も一般的な滞在方法のホームステイであれば、朝と夕の食事を作ってくれるホストファミリーが多いです。
ランチは外食かコンビニ、またはランチボックスを自分で作って持っていくといった感じになります。
ランチ代と交通費のみで生活できるので日々の生活にかかるお金も安く済みます。
なので、毎日の予算が立てやすいです。
もちろん、エージェントを利用する場合はホームステイ料金も込みになっていますが、ホテル滞在よりも安くなります。
また、寮で生活する場合は、学校のキャンパス内やその近くに寮があることが多いのです。
なので、通学にかかるお金や時間を節約することができます。
とはいえ、2人1部屋や3人1部屋などの共同生活だとストレスを感じる方もいると思います。
そこは、ホームステイでも個別の部屋は用意されているのかなどの事前に調べて、自分の性格や生活スタイルに合った滞在方法を選びましょう。
私はホームステイでしたが、ハウスメイトは数名いましたが、一人ひとり個別の部屋が用意されていたのでプライベートの環境は全く問題ありませんでした。
その他の費用を抑えるコツ
留学エージェントを比較する
物価が安い国に行く
レッスン数を決める
学校を賢く選ぶ
留学費用が安い国を選ぶメリット
金銭的な心配を減らせる
長期留学もできる
語学に集中できる
留学費用が安い国を選ぶデメリット
ネイティブな英語が身につきにくい点が挙げられます。
費用の安さで定評のあるフィリピンですが、フィリピン訛りもあったりします。
ただ、フィリピンでは、英語も第二公用語となっていて日常的に英語が使われています。
留学費用を安く抑えて英語力を高めるコツ
留学で得たいことを出発前に明確にする
留学できる期間は無限ではなく、有限です。
期間が決まっています。
せっかくの大切な自分のお金や時間を費やして、何を学び、何を得たいのか明確にしておくことが留学をする上で大切です。
特に短期留学となるとなおさらです。
留学のテーマがしっかりしていれば、期間内での学習スケジュールが立てやすくなり、ムダに過ごすことを避けられます。
それにより、費用を抑えた留学でも充実した時間を過ごすことができます。
もちろん、留学費用が安い、高いに関わらず、目標を明確にして留学することは大切です。
留学をしたものの、日本人とばかりしか関わらなかった、ステイ先でゲームや遊びばかりだった、など。
このようなことだと、英語力が向上しなかった、といったことになりかねません。
なので、留学前からテーマを明確にして、学習の計画を立てておきましょう。
留学前と後の学習を継続する
留学へ出発前と帰国後の学習継続も大切です。
まったく英語がわからない状態で行くとやはり苦労します。
ある程度基礎を身につけてからで行くのでは現地での適応に差が出てきます。
なので、出発前も基礎は身につけていきましょう。
また、留学経験で身につけた英語も、使わなくなると忘れてしまいます。
留学先で身につけた勉強法や英会話フレーズなどは、いつでも活かせるように、帰国後も継続的に英語学習をやっていきましょう。
学校のクラスや講師の質を確認する
どのような授業があるのか、講師の質などのチェックも重要です。
それにより、密度の高い留学ができます。
【まとめ】留学先の安い国ランキング1位はフィリピン!コツを押さえれば格安費用でも海外留学が可能
留学費用の安い国ランキング1位はフィリピンとなりました。
やはり、アメリカは費用面でみると高くなりますね。
また、コツを抑えれば、留学費用をかなり安くできることがわかりました。
海外留学実現までの流れ5ステップ
ステップ1:調べる
ステップ2:相談する
ステップ3:申し込む
ステップ4:渡航準備
ステップ5:出発!!
留学を考えるにあたって、いろいろと不安なことや知りたいこともあると思います。
まずは、留学エージェントに相談してみましょう。
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