【世界の食文化】パラグアイ料理を食べてみたので紹介します




今回は、パラグアイの有名な食べ物について紹介します。

パラグアイは、南アメリカ中央南部に位置しており、東と北東をブラジル、西と北西をボリビア、南と南西をアルゼンチンに囲まれている内陸国です。

  • パラグアイの名物料理が知りたい
  • パラグアイの食文化が知りたい

そういった方におすすめの内容となっています。

なかなか日本でパラグアイ料理に出会う機会は少ないと思いますが、ぜひ参考にしてみてください。

パラグアイの基本情報

パラグアイ共和国 Republic of Paraguay

面積:40万6,752平方キロメートル(日本の約1.1倍)

人口:約678万人(2022年、世銀)

首都:アスンシオン

民族:混血(白人と先住民)95%、先住民2%、欧州系2%、その他1%

言語:スペイン語、グアラニー語(ともに公用語)

宗教:主にカトリック(信教の自由は憲法で保障)

通貨:グアラニー

外務省 https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/paraguay/index.html

パラグアイの名物料理

パラグアイの名物料理を紹介します。

ミラネサ・ナポリターナ

ミラネサナポリターナは、薄く切ったお肉をパセリの入った溶き卵にサッとくぐらせ、パン粉をつけて揚げた薄くつくられた牛や鶏のカツレツです。

衣がサクサクで、味付けも塩などシンプル。

ミラネサは、ミラノ風という意味を持っています。

南米で広く食べられており、パラグアイでもたいていの食堂やレストランで注文することができます。

ソパ・パラグアーヤ

ソパ・パラグアージャは、トウモロコシの粉に刻んだたまねぎ、卵、牛乳、チーズ、そしてオイルを加えてオーブンで焼いたパラグアイ料理です。

食べてみるとコーンスープのような味がします。

コーンスープ風味のケーキのようなイメージです。

ソパ・パラグアージャは、「パラグアイのスープ」という意味です。

この料理の発祥は、パラグアイの料理人がコーンスープを作ろうと、鍋で材料を煮込んでいたところ、気づいたら水分がなくなっていました。

そこでそのまま食べてみたところ、美味しかったのでそれをそのまま料理として誕生したといわれています。

エンパナーダ

エンパナーダは、ひき肉や玉ねぎをとろとろに炒めたものや、チーズとハム、さらにマッシュポテトを加えたものなど、様々な具材を小麦粉でつくられた皮の中に入れ込み、焼いたり揚げたりした料理。

パラグアイだけではなく、南米周辺国ではよく食べられています。

パラグアイの食文化

パラグアイでは野菜をあまり食べず、肉食中心の食文化です。

近くのブラジルやアルゼンチンも似ています。

主食はマンジョッカ(キャッサバ)というイモです。

パラグアイではマテ茶が良く飲まれます。

その飲み方には特徴があり、氷水にミントなどハーブを混ぜて飲みます。

これは「テレレ」と呼ばれ、パラグアイの名産品となっています。

また、アルコールはビールが一番よく飲まれています。

「PILSEN(ピルゼン) 」というパラグアイのローカルビールが有名です。

サトウキビから作られたラムのような「カーニャ」という甘い蒸留酒も人気です。

まとめ

今回は、パラグアイで有名な食べ物についてお伝えしました。

肉食がメインのパラグアイ。

アルゼンチンやブラジルとも近いこともある南米周辺は同じような食文化であることがわかりました。

パラグアイと聞くと日本人にとってあまり馴染みのない国かと思いますが、パラグアイの食を学んで国際交流に活かしましょう。

というわけで、今回は以上です。

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