今回はミルクティーの発祥や歴史についてお伝えします。
普段飲んでいる大好きなミルクティー。何気なく飲んでいるけど、どこの国で生まれたのか気になる。
こういった疑問にお答えします。
ミルクティーが生まれた国を知りたい
ミルクティーの歴史を知りたい
世界のミルクティーの種類を知りたい
そういった方におすすめの内容になっています。
ミルクティーのことを知って海外の知識を広めていきましょう。
Contents
ミルクティーの発祥はオランダ
1655年にオランダの東インド会社の大使が中国皇帝の晩餐会に招待されたとき、ボーヒー茶(発酵茶)にミルクを入れて飲んだと言われています。
この出来事が、オランダからイギリスに伝わった可能性があります。
イギリスには以前からお茶にミルクを入れて飲む習慣がありました。
タンニン(渋みの成分)が強い紅茶を飲むようになることで、自然とそれを和らげるタンパク質が豊富なミルクを入れて飲むというスタイルが定着していったといわれています。
世界のミルクティー
世界で飲まれているミルクティーを紹介します。
港式奶茶(香港)
香港式ミルクティー
地域:香港
甘み:あり
香港名物のひとつです。
渋みのある濃厚なミルクティーです。
コンデスミルクを入れて仕上げます。
香港で一度は飲みたい定番ドリンク!香港式ミルクティーについて徹底解説
蒙古奶茶(中華人民共和国内モンゴル自治区)
モンゴルミルクティー
地域:内モンゴル自治区、モンゴル
甘み:なし
モンゴルや中国内モンゴル自治区では、塩味のミルクティーが飲まれています。
モンゴル語では「スーティーツァイ」、中国では「蒙古奶茶(モングーナイチャー Meng gu nai cha)」と呼ばれています。
バンシタイツァイ(モンゴル)
バンシタイツァイ
地域:モンゴル
甘み:なし
モンゴルで食べられている、なんと、餃子入りミルクティーです。
飲み物というより具沢山のスープという感覚で飲んだ方が良さそうです。
甘さはなく、塩味。
チャイ(インド)
チャイ
地域:インド、ネパール
甘み:なし
スパイス入りのミルクティーです。
マサラやカルダモン、シナモンなどの香辛料と砂糖を加えて作るミルクティーです。
インドやネパールで飲まれています。
ミルクティーを英語で伝える
milk tea は和製英語です。
milk tea でも伝えると思いますが、英語では、tea with milk といいます。
紅茶は「black tea」、緑茶は「green tea」といいます。
まとめ
今回は、ミルクティーの発祥や歴史についてお伝えしました。
ミルクティーの発祥はオランダで、そのあとイギリスへ伝わりました。
また、世界にはいろんな種類のミルクティーがあります。
私たち日本が普段飲んでいるミルクティーは甘いものが多いです。
しかし、世界に目を向けると、塩味やスパイス入り、餃子が入ったミルクティーなど、バラエティに富んでいます。
私たち日本人のミルクティーに対する概念が覆されますね。
というわけで今回は以上です。
世界のミルクティー事情を知って英会話のネタにしていきましょう。
また、海外に興味がある方は海外留学や英語学習を検討してみるのもいいかと思います。
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